子どもには、それぞれの子どもがもつ多彩な記憶術があるのではないかと、先日娘から聞いたエピソードを振り返って、感じる様になりました。
娘が小学校でやっている記憶術は、
まず、
頭の中の紙に、記憶したい答えを書いて並べる。
次に、
答えを書いた方を裏返して、反対の面に色を塗ったり絵を描いたりして、トランプのようにする。
次に、
答えを書いた方を伏せてグチャグチャに混ぜ、トランプの神経衰弱のような状態にする。
先生に質問されたら、答えの載っているカードを神経衰弱の要領で、ひっくり返して探し当てる。
というゲームをしているそうです。
なかなか見つからないと、手を挙げて発言できないから、そんな時は、全部答えをひっくり返して、答えを見つけているそうです。ここは、子どもらしいところですね(笑)
私は、彼女にこんな質問をしてみました。
「じゃあ、初めから、全部答えを表に向けておけば良いんじゃない?」と。
そしたら彼女は、
「それじゃあ面白くないでしょー。」と。
どうやら、
授業をゲームの様に捉え、さらにオリジナルのゲームを創って楽しんでいるようです。
他にも、書いた紙に上から色を塗って、折り紙を貼り付け、その上からまた絵を描く、そうすると書かれた事が見えなくなるでしょ、と。何だか、色んな方法で、記憶しながら遊んでいるようです。
この話を、行政機関の同僚(と言っても、元科捜研で長く活躍された優秀な60代の男性です。)に話したら、
「僕らも昔は、そうやって遊んでたのかも知れないよね。それが成長とともに、親から色々言われて、薄れてしまうのかも。だから、子どもは放っておけば良いんだよ。笑」と。
確かに一理あるなーと思いました。
せっかく子どもが創造力を働かせて楽しんでいるのに、親が口うるさくしてしまっては、子どもの創造したり想像する作業にロックが掛かってしまい、その能力が消えてしまっているのかもしれないのです。
あなたのお子さんは、どんな記憶術を持っているでしょうか?
一見目に見えない「強み」は、親が、子どもに好奇心をもって、根掘り葉掘り聞いてあげて、初めて分かる事が多いです💫
一度、お子さんに聞いてみてくださいね💡
さて私の娘は、今後、この記憶術をどう発展させて行くのでしょうか。
楽しみですねー🎵
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