第1回サロンで、子どもの強みを見つける3つのポイントは、「得意であること」「熱心に取り組んでいること」「何度も繰り返しやること」であるとお伝えしました。(ご興味のある方は、カテゴリー”Parenting”を参照してください)
強みは、子どもだけでなく大人も同様にもっています。
強みには、「才能やスキル」の強みと、「性格」の強みの2種類があることも分りましたね。
さらに素晴らしいことに、強みには、強みを引き出してくれる”強み”としての役割ももっています。
例えば、
スポーツ選手が目標を目指して頑張っています。高い目標を達成するには、日々の努力が欠かせません。新しいスキルを身につける必要があるかもしれません。チーム競技であれば、チームワークも必要になるでしょう。
努力を続けるには、「忍耐力」や「集中力」が必要です。
新しいスキルを身につけるために必要なのは「発想力」かもしれません。
チームワークには、「誠実さ」や「思いやり」、時には「リーダーシップ」が重要かもしれません。
こんな風に、努力や新しいスキル、チームワークなどのパフォーマンスをさらに向上させたい時に、目に見える才能やスキルを作り上げる助けとなってくれるのが「性格の強み」なのです。
上の写真の野球少年のように、「キャッチまであと少し!」というところで、これまでのパフォーマンスを超えられるかどうかは、自分のもつ多様な強みを活かすことで叶えることができます。
彼には、どんな強みがあれば、このボールをキャッチできるかな?
自分の強みを自覚し発揮するようになると、自分の力を自ら活かしているという「自己効力感」を感じることができます。自己効力感が高まることは、「自己肯定感」を高めることにつながっていきます!