近年では、男女ともに未婚率も上昇し、いわゆる「おひとりさま」が増えている傾向があります。
日本の男女の未婚率は年々高まっており、50歳時の未婚割合(結婚をしたことのない人)は、2015年時点では、男性24.8%、女性14.9%、2025年の推計では、男性27.1%、女性18.4%となっている(「令和5年版構成労働白書」資料 国立社会保障・人口問題研究所『人口統計資料集』、『日本の世帯数の将来推計(全国推計)』「2018年(平成30)推計)。2040年には男性29.5%、女性18.7%に達すると予想され、男性は3人に1人、女性は5人に1人程度が未婚による「おひとりさま」となります。
ファイナンスに関することは、おひとりさまの女性が不安に思っている事のひとつではないでしょうか。
◇自分の老後資金
◇子どもの教育資金
◇自宅の確保(ローンの支払いや修繕、アパートの家賃など)
◇親の介護が必要になり休職した場合の生活費
◇自分が病気になった時の手術費用や入院費
◇施設に入所する時のお金・生活費 etc…
「将来のお金」について、現実味がなくイメージの湧かない方も多いかもしれませんが、どれもあなたの人生に起こる可能性のある状況なのです。
ここでいう「おひとりさま」というのは、未婚の人に限らず、配偶者に先立たれた人や離婚を経験した人も含みます。女性の場合、結婚してもパートナーが自分より年上である場合が多く、パートナーに先立たれた後は、生活のさまざまなことを自分でやらなければなりません。特に現代では、親子で同居する生活様式が時代の流れとともに希薄になってきました。共働きで忙しい夫婦も多く、すぐに親の介護ができない人も増えてくでしょう。
そんなとき、子どもや夫のいないおひとりさまは、結婚している兄弟姉妹より身動きが取りやすいなどの理由から、頼られることも増えていくでしょう。
『おひとりさまのためのファイナンス』シリーズとして、どんなことが起こりうるか、またどう対応すれば良いのか(実はファイナンシャルプランナーでもあるオーナーが)お話をしていこうと思います。
ご質問やご意見をどしどしお寄せください。
みんなで将来の不安を無くしていきましょう✨
AKIE